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紅茶の歴史1:オランダ貴族の趣味として始まった紅茶文化

紅茶
現代では、紅茶といえばイギリスの飲み物といった印象が強いですが、実はそのルーツはオランダ。
しかも、もっと意外なことに、オランダに喫茶文化が生まれるきっかけとなったのが、なんと中国茶や日本の緑茶・茶道なのだとか。
さて、どのような経緯でオランダの人々は紅茶を飲み始めたのでしょうか。

紅茶はオランダの貴族の趣味として始まった

紅茶
17世紀のオランダでは、貴族の間で東洋趣味が流行したといわれています。
そんな中、貴族たちの話題の中心となったのが、緑茶(平戸で買った日本茶、マカオでポルトガル人から買った中国茶)です。
1602年にオランダで設立された東インド会社は、1609年に日本の平戸にて商館を開きました。
その翌年、オランダ東インド会社が平戸から、東洋の珍しいお土産としてオランダ皇室に日本の緑茶を持ち帰ったことが、オランダで紅茶文化生まれたきっかけだと考えられています。

金や銀と並ぶ高級品として珍重されていた

貴族や富裕層の間では、これまでになかった珍しい茶やそれを楽しむための道具や茶碗などに注目が寄せられました。
当時の茶は、金や銀に並ぶほどの高級品であり、器も高品質な銀や磁器を用いられていました。
また、当時は砂糖やサフランも高価でありましたが、それらを茶に入れることで、より紅茶の地位を高めたといわれています。

当時のちょっと変わった飲み方

この当時は、茶碗に取っ手がなく、深い受け皿にのせたまま茶を飲んでいました。
これは、茶碗が熱くて手に持って飲むことができないためで、冷ますようにすすって飲んでいたとされています。
いまでは考えられない飲み方ですが、日本の抹茶の飲み方を真似たのだという説もあります。

まとめ

オランダから始まった紅茶の歴史。
その実態は、多くの方からすると意外なものだったのではないでしょうか。
日本や中国の影響を受けているというのも、現代の私たちからすると不思議な感じがしますね。
イギリスに紅茶の文化が伝わるのは、もう少し先のこと。詳しくはまた次回にて。

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