画像出典:http://www.nikka.com/products/grain/coffeygrain/
今回は、ニッカウヰスキーの「カフェグレーン(Coffeey Grain)」というウイスキーをテイスティングを交えてご紹介します。
コーヒーの風味がする?
カフェ、と聞くとコーヒーのような風味がするのか、などとつい想像してしまいますが、イーニアス・カフェ氏が1830年に開発した「カフェ式連続式蒸溜機」という蒸溜機を使っているため、この「ニッカ カフェグレーン」という名前になりました。
カフェ式だからこその奥深い味わい
上述の通り、この「カフェグレーン」は、世界でも稀少な「カフェ式連続式蒸溜機」でつくられた味わい深いグレーンウイスキー。これをベースにつくられているニッカのブレンデッドウイスキー独特のまろやかさは、カフェグレーンのほのかな甘さ由来のものでしょう。
ブレンデッドウイスキーのベースとしてつかうだけではもったいない、より深い味わいを楽しむことができます。
「カフェグレーン」テイスティング
まず瓶を開けると、度数は45度と高めにも関わらず、アルコール感をまるで感じません。
バニラアイスのような、甘い香りがふんわりと広がり、甘酸っぱい熟した果物とクリームが溶け合ったような、アイスクリーム屋やケーキ屋の前を通りかかった時のような、そんな香りがします。
ストレートで口に含んでも、アルコールのえぐみは一切なく、ドライフルーツ入りのチョコレートを舐めているかのような厚みのある上品な甘み。
その後で、舌に、蜂蜜を舐めた時のような、ほろ苦くもある密な甘さが残ります。
公式にも「クッキーのような香ばしさ」とあるとおり、たしかにこの風味は、焼き立てのクッキーをかじっている時に似ています。
面白いですよね。ウイスキーを飲んで、お菓子を食べているような体験ができるのですから。
飲み方はやはり、ニッカも勧めているストレートがいいと思います。この深い甘さを実感するためには水で割るのはもったいないなと思います。
ほかにも、ニッカがオススメしている「カフェグレーン・マンハッタン」という飲み方もあり、これも美味しかったです。これについては、また次回ご紹介しますね。
アルコール度数 | 45% |
ブランド | ニッカ |
商品重量 | 1.5Kg |
原産国名 | 日本 |
この記事へのコメントはありません。