Loading

Contents

CTC製法にオーソドックス製法、紅茶の製法とその特徴について

darjeeling

かつて、紅茶の製造は手作業で行われていましたが、現代では機械による製造が中心になってきています。
基本的に紅茶の製造は、「オーソドックス(伝統的)製法」と「アン・オーソドックス(非伝統的)製法」(CTC、ローターバン製法など)の2つに分けられます。
今回は、この2つの製法についてご紹介します。

「オーソドックス製法」

今から約200年前に中国で完成した、古典的な「手づくり」の製法をイギリス人が機械化して発展した製法。
人手による伝統的な製法を機械で忠実に再現されており、ダージリン・アッサム・キーマン・スリランカの一部地域に限って行われています。
丁寧な作業を行うことで、外観にこだわった茶葉を作ったり(リーフタイプ)、水色や香味を重視した茶葉に仕上げたり(ブロークンタイプ)することができるのです。

「アンオーソドックス製法(CTC製法)」

機械化が進む現代において、茶葉づくり効率的に作業が進められるようなりました。
そして、機械の力を生かして大量生産を行う製法が、CTC製法です。
1つの機械で押しつぶす(Crush)、引きちぎる(Tear)、丸める(Curl)の3つの工程を自動でこなすことができ、非常に効率的な生産を実現できます。
できあがった茶葉は、小さな粒状をしています。

品質を左右する茶摘みは手作業で行われる

紅茶づくりでは、茶摘みだけはすべて手作業で行われています。
これは、オーソドックス製法、CTC製法の両者ともに同様です。
手作業で茶摘みを行う理由は、摘み方次第で茶葉の品質が大きく左右されるためです。
先端の新芽(フラワリー・オレンジ・ペコ)、1枚目(オレンジ・ペコ)、2枚目(ペコ)までが理想的な葉とされており、3枚目より下の葉は量産品向けにされます。
3枚目は「マザーリーフ」と呼ばれており、新たな芽を生みだす葉です。
これらの茶葉の状態を熟練の目で見抜き、もっともよい状態で摘むことが大切なのです。

機械と人の手、両方を生かして需要にあった茶葉を作る

紅茶の製造方法にはおもに2種類あり、オーソドックス製法もCTC製法も、どちらも必要とされる製法です。
世界中からさまざまな用途で用いられる紅茶は、それだけ多くの品質や種類を求められます。
そのニーズをクリアするために、機械と人の手の両方を生かして、上質な茶葉から量産品まで幅広い種類を生産しているのです。

オレンジペコ・ゴールデンティップス?紅茶のグレード(等級)について

ケーキにチーズ、中華・イタリアンも!温度によって変わる、紅茶と食べ物の相性について

関連記事

  1. 紅茶の歴史2:イギリス紅茶文化の母、王妃キャサリン

    2015.12.08
  2. 原料由来の風味を残し、高品質なグレーンウイスキーを生み出すカフェ式連続式蒸溜機と…

    2015.10.08
  3. サントリー・山崎蒸溜所のご紹介 —国産ウイスキー第一号が誕生した大阪名水の地—

    2015.06.20
  4. ハイ・ローストにイタリアン・ロースト?珈琲豆の焙煎度とその風味について

    2015.03.16
  5. ドラマ「マッサン」で再注目を浴びるスコッチウイスキーの定義とは?

    2015.01.29
  6. 紅茶のシャンパンとも称されるダージリンティー その生産地と風味について

    2015.04.27

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

New Post

  1. TKLM120
  2. シーバス
PAGE TOP