紅茶の歴史4:英国紅茶の生きる歴史「トワイニング(twinings)」のご紹介

英国紅茶の歴史とともに生きる「トワイニング(twinings)」の創立
英国紅茶の歴史を語るうえで欠かせないものといえば、トワイニング(twinings)ではないでしょうか。
イギリスでもっとも古い紅茶の会社でありながら、今日も世界中の人々から親しまれているトワイニングは、いわば英国紅茶の生きる歴史。
今回は、このトワイニングについてご紹介します。

英国紅茶の立役者

英国紅茶の歴史とともに生きる「トワイニング(twinings)」の創立

トワイニング創業者のトーマス・トワイニング氏の肖像
画像出店:http://www.sankei.co.jp/enak/2006/oct/kiji/30lifetwinigs.html

1700年代初頭、当時のイギリスではコーヒーが大流行していました。
英国紅茶を広めた第一人者であるトーマス・トワイニングは、その流れにのって1706年、ストランド街のデヴァリューコートにコーヒーハウス「トム」を出店しました。
しかし、彼は、コーヒー人気の陰で注目が寄せられつつあった紅茶に、新たな可能性を見出します。
そして、トーマスは1708年に隣の家を入手し、茶の事業を展開しました。
茶の事業が軌道にのった1713年には、土地をさらに増やして「ゴールデンライオン」を立ち上げます。
これ以来、トワイニングは上流階級や王侯貴族から愛顧を受け、卸売りと小売を主体として事業を発展させていきました。
その事業形式こそが、現在のトワイニング紅茶の基礎となっています。

トーマスの台帳に見る茶の価値

紅茶の数ある資料のなかでも貴重なものとして知られるのが、トーマスが作成した商売の台帳です。
その中身で着目したいのが、1715年のコーヒーと茶の売り上げ金額。
コーヒーは3291ポンド7オンスもの量が売れましたが、その売り上げ金額は1391ポンド1シリングでした。
一方、茶の総量は3409ポンドと売り上げ量はあまり変わりないにもかかわらず、売り上げ金額は2868ポンド6シリングもあったのだとか。
台帳の記録から見ても、コーヒーの倍もの金額で売れる茶は、当時非常に魅力的な商材であったことがわかりますね。

王室御用達の伝統を守り続けて

英国紅茶の歴史とともに生きる「トワイニング(twinings)」の創立
英国紅茶の礎といえるトワイニング。
その紅茶は、当時から今日に至るまで、世界中の人々から愛されています。
長く英国王室御用達として、その揺るぎない価値を守り続けるトワイニング。
まだここの紅茶を味わったことのない方は、一度ご賞味してみてはいかがでしょうか?

トワイニング公式HP:
http://www.twinings-tea.jp/


2016-01-30 | Posted in ライフスタイル, 紅茶

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