世界遺産、熊野古道。
小学生の頃に、自由研究のテーマにしたこともあり、とても思い入れの強い被写体です。
この熊野古道が、朝霧につつまれはじめる初秋。
紅葉前でベストとはいえないタイミングですが、撮りたいという強い思いが湧いてきたので、行ってきました。
日の出前の三越峠
車のライトを消してしまえば真っ暗になるくらいの時間に三越峠に到着。
夜の熊野古道って、めっちゃ怖いんですよね。。
恐怖の中、なんとか頑張って撮ってみました。
手前の草木をヘッドライトで照らして撮影。
ちょっとライティングが安っぽい、、(^^;
日の出
三越峠を少し下ったポイント。
遠くに見える、霧に包まれた山々に心動かされ、足を止めて撮影。
24mmだと引きすぎて、一番みせたい被写体をクローズアップできない。。
ここで、祖父にもらったオールドレンズAiAF35-70mm F3.3-4.5に交換。
結構お気に入りの一枚にはなりましたが、もうちょい拡大したかった。
あぁ、望遠レンズほしいなぁ。
発心門王子
日の出直後、サイド光によってコントラストが上がる時間帯。
この雰囲気はいつもたまらない。
薄霧と木漏れ日が絡む、苔むした道路。
熊野古道ならではの風景。
発心門王子に到着。
神社に来た時のような、シーンと静かでひんやりした空気感。
この感じ、結構好きなんですよね。
熊野本宮大社
せっかくなので、近くの本宮大社にも向かいます。
正月、初詣によく来るのですが、こういうタイミングで来るのは珍しいなぁ。
車を運転中、ふと横をみると、新宮川沿いに一本の木がぽつんと。
これに朝日がドラマチックに刺していたのでたまらずパシャリ。
熊野本宮大社に到着。
あたりまえなんだけど、正月と比べて人が全然いなくて超快適。
社まではいかず、階段手前でウロウロしただけ。
これでこの日行きたかったところは一通り制覇。
霧によってコントラストが低下し、ノスタルジックな空気に癒される熊野古道。
大満足の朝になりました。
その後は北西風に誘われ、ヒラスズキを釣るべく磯へ向かうことにしました。