今回は、気になってた石徹白(いとしろ)川へ。
GWに愛知川水系に行って以来の渓流釣りです。
GWのど真ん中。 2022年初の渓流は、鈴鹿山脈・愛知川水系へ行ってきました。 去年初めて訪れたのが4月下旬だったので、ちょうど一年ぶりです。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://www.mcc[…]
石徹白イワナ(Hap-new36)を求めて
この石徹白川、Hap-new36として分類される、固有のイワナがいるみたいなんですよね。
こいつを釣って直接この目で見てみたいってことでフライタックルを持って行ってきました。
いざ源流へ向けて藪漕ぎ
在来個体群を探して、石徹白川支流の源流域へ向けて出発。
日の出直後であったことと、前日に雨が降っていたようで、草木から蒸気が沸き上がっていました。
山が息をしているみたいで、何とも神秘的な風景でした。
さらに、写真には小さくしか映っていないのですが、カゲロウも飛び交っていて、良い雰囲気。
釣れそうだぜ。
ただ、想定外だったのは、思ってた草木が高く生い茂っていたこと。
車から入渓地点までは結構距離があることは覚悟してたのですが、自分の背丈以上の草がこんなに生い茂ってるなんて。。
こういう藪漕ぎは避けてきたのですが、今更引き返すこともできないし、なんとか頑張りました。
藪漕ぎを終えて入渓
虫が嫌いすぎる・熊が怖すぎる中、なんとか頑張って藪漕ぎクリア。
やっとの思いで入渓地点へ到着しました。
薄暗い中をずっと歩いていたので、太陽の光と、水のきらめきがなんとも眩しかったです。
やったことある方は共感していただけると思うのですが、この瞬間、なんともいえない感動がありますよね。
ちなみにこの後、休憩のためにバッグを下ろしたら見たこともないようなクモが付いてました。
ビビりすぎてパニック起こしました。
私、いつになったらコヤツに慣れるのでしょうか。
まずは一匹。小さいパラシュートアントを結ぶ
とにかくまずはこの川のイワナが見たいということで、小さいパラシュートアント#14を結んでみました。
南紀の川ならすぐ釣れるし、それはここでも一緒でしょ。
…
全く反応が無い。
魚がまだ少ないエリアなのかなということで、このままもうちょっと釣り上がってみる。
…
無反応。
おかしいなーってことで、次に結んだのはマシュマロカディス。
これも小さめではありますが、ちょっとボリュームを持たせてみようと。
すると、やっとこさチェイスを確認。
もしかして、大きめでボリューミーなフライがお好み??
やっと一匹ゲット
マシュマロカディスでも食わせきられないので、次はボックスで一番デカいエルクヘアカディスにチェンジ。
すると、早速ヒット。
やっとこさ釣れたのは良型のイワナ。
DAIWA アルトモアとCampanella GRAPHITE ROOTSという、お気に入りの組み合わせでパシャリ。
ひたすら釣れるエルクヘアカディス。魚の胃の中は…
その後も同じパターンで釣れ続きます。
そのうちの1匹。
やけにお腹がパンパンだった奴が、胃の中を吐き出しました。
川魚の胃の中って基本虫ばかりで、個人的には見たくないのでスルーしてるんですけどね…
強制的に確認させられましたよ。
よく見ると大量のカディスピューパ。
トビケラのサナギでしょうか。ちょっと幼虫も混ざってましたが。
こんだけごっついの食べまくってるから、パラシュートアント無視してたんかな。
※気持ち悪かったので写真は撮りませんでした(笑)
その後も、ひたすらエルクヘアカディスを投げて、乾いたのがなくなったら一時的にマシュマロカディス投げて…
を繰り返して釣り上がり、14時ごろに大きめの魚止めが出現。
日帰りの予定だったし、そこそこ満足がいく釣果だったしで、引き返すことにしました。
特徴的だったイワナたちまとめ
ここでは、今回の釣行で特徴的だったイワナたちをピックアップ。
同じ川の源流域でもこんなに違いが出るとは。。。
どれがHap-new36なのか、全部そうなのか、全部違うのか、よくわからんです。
ヤマトイワナとニッコウイワナのハイブリッドにも見えるしなぁ。
石徹白イワナについての記述がある↓のブログを拝見しても、よくわからない。。。
この記事の中でHap-new36として掲載されてる個体でも外見的な特徴に規則性が感じられないし。
こりゃあ見た目での判断では難しい。
解析してみないと分からないレベルな気がします。。。
フィールドコンディション
前日が雨だったため、増水気味。
濁りについては、水深低いところではクリアに見えるけど、大きめの淵ではちょっと濁ってるかなぁって感じでした。
水温は計るの忘れちゃってましたが、ウエットウェーディングは快適にできるけど、この時期の和歌山の渓流よりは冷たいかなぁって感じでした。
最近よく忘れるなぁ…気をつけねば。
エリア | 岐阜県石徹白川水系 |
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水量 | 増水 |
水温 | -(測定忘れ) |