GWのど真ん中。
2022年初の渓流は、鈴鹿山脈・愛知川水系へ行ってきました。
去年初めて訪れたのが4月下旬だったので、ちょうど一年ぶりです。
2年程前から行ってみたいと思ってた、滋賀県の愛知川水系。 「流紋岩魚(ナガレモンイワナ)」がいる川として有名なところで、僕の目当ても、こいつに触れて写真を撮ること。 フラッといっていきなり釣れるものでもないだろうし、まずは川の雰囲気[…]
最近釣りに行けるペースが減ってるので、このチャンスを逃してはなるまいということで、寝坊を防ぐために前日深夜に出発。
ポイントの近くで仮眠して、朝イチから入渓しました。
久しぶりの渓流の雰囲気に癒される
今回の川は広葉樹に囲まれていて、新緑がなんともキレイでした。
花崗岩の山域を流れている川なので、白が基調になっている渓相。
川底が白くてキレイでした。
愛知川のイワナたち
入渓直後に出迎えてくれたイワナ
入渓直後、早速元気よくミノーを食ってくれたイワナ。
川底と同じく、白くてきれいな魚体でした。
同じ水系とはいえ、川筋が違うだけでここまで違うのがイワナの面白いところですね。
虫食い模様が特徴的だったイワナ
こいつは虫食い模様がやけに強く出ていました。
個人的には、今回会った中では一番好きな個体です。
白点が控えめだったイワナ
この子は白点がちょっと控えめ。
パーマークが強く出てる感じでした。
アクリル水槽、イイ!
去年特注で作ったにも関わらず、嵩張るのが気に入らなくて使ってなかったアクリルケース。
今回初めて川へ持って行ってみましたが、魚がめちゃくちゃ綺麗に見えていいですね。
人工的なものなので、被写体である魚や背景と合わなくて微妙かなとも思ってましたが、なんだかすごくいい感じです。
神秘的な雰囲気さえ感じられます。
実際に使ってみて、持ち運び方法や、水槽のサイズに課題が見えてきたので、今後はもっと使いやすいものにしていきたいと思います。
瀬戸際に立たされているような川でした
今回の川、堰堤が多かったのと、川が土砂で埋もれてしまってるのが気になりました。
まともな淵が無いんですよね。通常大きな淵となる堰堤下でさえ、膝くらいの水深しかなかったです。
そのため、イワナが棲むような場所も少ない気がします。
このまま土砂の堆積が進んでいってしまうと、ここに住んでるイワナたちはどうなってしまうんだろう。
どれだけ白くてきれいな川でも、そこから生き物がいなくなってしまうと、なんだか寂しいよなぁと、なんともすっきりしない心持ちのまま、この日は納竿しました。
フィールドコンディション
エリア | 滋賀県愛知川水系 |
---|---|
水量 | 平水 |
水温 | 12℃ |