大蛇嵓

【大台ケ原】日出ヶ岳/大蛇嵓で雲海・夕暮れ写真撮影【奈良・三重】

前回に続き、この日も単発の休み。

釣りと旅、写真のブログ「Nossa(ノッサ)」

この日は単日での休暇。 磯ヒラいく時間的余裕ないし、何しようか迷ってたのですが、前日27日が雨で当日は晴れ。 雲海撮影の…

南紀で磯ヒラする時間がある訳でもなく、岐阜・長野は雨予報で登山も無理。
どうしようかなーと迷ってると、大台ケ原が曇りの予報。
ここ数年、ずっと行きたいと思ってたけど中々行けなかった場所なので、紅葉にはちょっと遅い感じするけど、この機会に行ってみようかなーと。

名古屋から大台ケ原へ

名古屋から大台ケ原へのルートは、東名阪自動車道で亀山まで行って、名阪国道を経由して行く感じ。

大台ケ原までのルート

節約のために名古屋高速は乗らないようにして、大体3.5時間・高速料金は1,290円(軽)でサクッと行けます。
※感覚麻痺してるので片道3.5時間は近所

あと、深夜の走行だったのもありますが、鹿や猪にめっちゃ遭遇したので、衝突しないように注意した方が良いっす(・・;)

鹿

大台ケ原の山行ルート

大台ケ原駐車場→日出ヶ岳→正木ヶ原→牛石ヶ原→大蛇嵓→中道→大台ケ原駐車場

今回、時間ないしじっくり撮影したかったので、一番メジャーで難易度低いルートに設定しました。

ルート

ゆっくりのスタート

名古屋を22時過ぎに出発して、途中休憩したりしながら大台ケ原駐車場には3時ごろに到着。
5時にアラームをセットして、日の出まで駐車場で仮眠をとります。

5時に起床。外を見ると雨。
ここで無理して日の出撮影行っても、荷物濡れるだけになりそうなので二度寝。
その後7時くらいに起きると、雨はやんでる&霧はまだ残ってていい感じ。

県道40号線を下る

起きてから出発の準備をしていると、ふと県道からの景色もイイ感じって話を思い出しました。
そんな時間かからないし、まだ山は歩かずに、車で県道40号線を少し下ることに。

曇天だったおかげか、霧はまだまだ残ってて、熊野の山へ来たなーって感じ。
道端の木々は紅葉。秋の熊野だ。

霧と紅葉

霧と紅葉

ずーっとどんより曇天ってわけではなく、たまに晴れ間が除き、虹が。

虹

見晴らしのいい場所を発見。
その先には崖があり、そこにしがみつくように木が。

崖の木

晴れつつある雲海。
足元にはコケ。

雲海とコケ

山を歩かずとも、道中でこれだけ楽しめる大台ケ原すごい。

駐車場から日出ヶ岳へ

さて、やっとハイキングスタート。
山道あるくのは南アルプス以来。
久しぶりの感覚に、足取りも軽くなります。

朝露で湿った木・コケ。癒し。

コケに包まれた岩々と枯葉

コケに包まれた岩々と枯葉。
夏的な要素と冬的な要素が混在していて、こういうファジーなところも、”秋”だなーと。

途中には水場が。
ちょっと飲んでみると、ひんやり美味い。
いつも飲んでる「い・ろ・は・す」とは違う。
どっちが美味いとかは正直わかないですが、いつもと違うってのがいい。

水場

そこまで急な登りもなく、ゆったりと緑を楽しみつつ登っていると、景色は変わって立ち枯れの木や倒木、笹。
その先に展望台が見えてきます。

展望台

展望台までいってみると、雲海が。

雲海

天気よくないと見えないとの事でしたが、運よく熊野・尾鷲の海が見下ろせました。

熊野・尾鷲の海

あの辺りの磯、いいんだよなーヒラスズキ釣りたいなーと、山から思ふ。。

ここから山頂まではもうすぐ。
整備された階段を上っていくと、山頂にある展望台が見えてきます。

日出ヶ岳山頂

山頂からの眺め。

山頂からの眺め

展望台に上がり、来た道を振り返ります。
人気スポットだけに、人の行き来が激しい。

展望台から

展望台周辺には椅子などが整備されていて、多くの人がここで一息つきます。

山頂で一息

日本屈指の豪雨の山。

豪雨の山

そういえば、尾鷲に釣り行ったとき、地元のおっちゃんが雨多いって言ってたなー。

時間はまだ11:30。
早めの昼飯&コーヒーで、僕も休憩。

一息

アマチュア無線に聞き耳たてたり、地図みたりして過ごして、12:30ごろ出発。

日出ヶ岳から大蛇嵓へ

ここから目指すは、大台ケ原で一番人気の大蛇嵓(だいじゃぐら)。

日出ヶ岳山頂から、海を見た展望台まで戻って分岐を大蛇嵓方面へ。
木の階段を歩いて向かいます。

木道

道中の正木ヶ原。

正木ヶ原

整備された道が多いですが、こういう道も。

山道の様子

木に覆われた、暗めの道を抜け、開けた場所に出るとちょうど晴れ間が。

山道の様子

日出ヶ岳から写真撮りながらゆっくりあるいて1時間。
もうすぐ大蛇嵓です。

先端までは長い行列が。

大蛇嵓までの行列

大蛇嵓までの行列

10分ほど待って、やっと先端。

大蛇嵓先端

太陽はまだ真上にあって撮りたい風景が撮れないので、先端では写真も撮らず、そのまま引き返します。
もうちょっと日が傾くまで、近くのひらけた場所でコーヒー飲んだり、ウロウロしたり、昼寝して時間つぶしです。

オブジェみたいな木を発見。たまらずパシャリ。

オブジェのような木

16:30頃、日が傾きだしてからもう一度先端まで。

日が真上の時はのっぺりしてた、向かい側に見える蒸篭嵓(せいろぐら)にも立体感が。

蒸篭嵓ブッシュマン

やっと来た先端。
この時間帯になると、行列もなく、ゆっくり撮影できました。

雲の切れ間から差し込む光が紅葉を照らす様子が綺麗すぎます。

大蛇嵓先端

右下の突き出ているのが、大蛇嵓。

大蛇嵓先端

僕の周りのカメラマン達からは嫌われがちな霞も、ここではただただ美しい。

大蛇嵓先端

行列ができてる間は、この絶景を味わう余裕はないですが、この時間帯はゆっくり堪能できます。
とはいえ、日没間近。
完全に沈んでしまう前に、ここからはダッシュです。

大蛇嵓から駐車場へ

ここからは駐車場までの最短ルートを選択。
早めにヘッドライトを点灯しておいて、中道を通って駐車場まで小走りで。

日没間近の中道

日没前、紫がかった空の色が恐怖心を煽ってきましたが、無事日が沈み切る前に駐車場に到着。
楽しい大台ケ原もこれで終了。

この大台ケ原、冬には霧氷に包まれるみたいです。
夏は大峰山からの縦走もしてみたいし、何度も通うことになりそうです。
大満足の一日になりました。

今回の装備

装備の一部をピックアップ。

着用ウェア・防寒具
ドライレイヤー finetrack/スキンメッシュT
ベースレイヤー MAMMUT/Performance Dry Zip Longsleeve
ミッドレイヤー patagonia/R2ジャケット
シェル TNF/オールマウンテンジャケット
パンツ finetrack/ストームゴージュアルパインパンツ
グローブ MAMMUT/SHELTER MARS GLOVE
カメラ機材
ボディ Nikon/Df
レンズ1 Nikon/AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED
レンズ2 Nikon/Ai AF 35-70mm F/3.3-4.5
フィルター ケンコー/PRO1D WIDEBAND C-PL(W)
アクセサリー1 PeakDesign/Capture
アクセサリー2 PeakDesign/SHELL(M)
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