ルアーでのアマゴ釣りを堪能した翌日は、自作フライでテンカラ釣りをすることに。
今年の夏季休暇は、和歌山県日置川水系のアマゴ達と2日間戯れてきました。 初日は、にわか雨。 降雨量も少ない予報だったため…
訪れる川は、以前大滝に遮られて最上流部までいけなかった川。
今回は大滝上の流域で釣りをするため、川を上っていくのではなく、滝上の流域へ入渓するように山を越えていくという工程。
放流魚にはどうやっても登れない大滝の先の流域のため、滝下から人に運ばれない限りは、この先はネイティブしかいないハズ…!
大好きな登山と魚、両方を堪能できるということで、今シーズン一番楽しみにしていた釣行です。
世間はGW。 勤勉な僕はそんなものお構いなしで仕事です(´・ω・`) ということで、普通に2連休の週末。 またもや和歌山…
約二時間、道なき道を歩く
今回は友人と2人での釣行。
道中、所々に目印のピンクテープはあるのですが、滅多に人が歩くことは無いようで、道なき道を歩く感じ。
時折見かけるクマやイノシシと思われる痕跡にビビりながら、ひたすら歩いていきます。
崩落している箇所もあったりで、ヘルメットは必携です。
写真に写ってる友人のは、グリベル/サラマンダーかな。僕が使ってるのはステルスHS。
グリベルのヘルメットは、日本人の骨格にあった規格になってていい感じです。
苦労の末たどりついた入渓地点
道なき道を行き、ロープが必要になるような崖を降り、やっと辿り着いた入渓地点。
薄暗い道をずっと歩いていたのもあって、水が流れる音を聞き、光が差す渓流に降りた時は何とも言えない感動を覚えました。
すぐに豆アマゴが釣れる
テンカラ仕掛けに自作フライを結び、スタート。
歩きが多く、狭い渓流での釣行がメインなので、竿はシマノ/パックテンカラ ZW 31-34を使ってます。
早速目の前のプールでライズする豆アマゴをキャッチ。
ここでは、10cmくらいのアマゴになると、やけに朱点が多かったです。
放流魚が持ち込まれているのか、もしくはここのネイティブは小さいうちは朱点があって、大きくなるにつれて主点が消えていくものなのか、どっちなんだろう。
大きいのは、朱点が少ない
20cm前後のサイズになってくると、朱点が減るか全く無くなってきます。
好反応が続く
この日、友人はフライフィッシング。
どちらも好反応が続いていい感じ。
ただ、反応が良すぎるせいで、ペースがかなり遅い。
同じような特徴の魚は、撮影せずにリリースするか、iPhoneでササッと撮るようにします。
パーマークが少し崩れたアマゴ
釣り上がっていくと、パーマークが崩れたアマゴを発見。
婚姻色のグラデーションもとても美しかった。
最後に釣れたのは、朱点がほぼ無いアマゴ
時間的に最後のポイントで釣れたのがこれ。
縦長の楕円でなく、丸っこいパーマークが頭部側にあり、朱点も1つだけ。
次は最上流部まで行きたい
今回は、満足できる釣果だったものの、変わった特徴のアマゴを見てみたい・最上流部のアマゴを見てみたいという気持ちは満たされず。
次はもうちょっと工夫して、水が無くなるか、魚がいなくなるまで釣り上がっていきたいと思います。
その結果、見たことないような、めちゃくちゃ変わったアマゴを見つけられたらいいなぁと思います。
フィールドコンディション
エリア | 和歌山県日置川水系 |
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水量 | 増水 |
水温 | 18℃ |
今回の装備
今回のような長時間の登山が伴う釣行の場合に活躍するのが、浄水器のソーヤー SP128。
水ってかなりかさばるし重いんですよね。
なので、携行する水は、車から入渓地点までの分だけにして、不足する分は浄水器を使って川で調達するようにします。
今回でも、スタート時に準備したのは、ナルゲンに入れた0.5lとペットボトルに入った0.5lの、合計1lの水。
釣りをしている最中で飲んだ0.5lと、帰り道の1lの水は、川で浄水器を使って調達しました。
今回で言うと、実質1.5l分の軽量化ができたことになります。
荷物の軽量化をしたいという人には、SP128はかなりオススメです。