この日は単日での休暇。
磯ヒラいく時間的余裕ないし、何しようか迷ってたのですが、前日27日が雨で当日は晴れ。
雲海撮影のチャンスありそうだったので、仕事終わりにそのまま名古屋を出発することに。
雲海とは
高度の高い場所(山頂や飛行機)から下を見た時、目下一面に広がっている雲のことを海に喩えて「雲海」といいます。
雲海が発生する仕組み
・放射冷却などによって地表面が冷える
・地表面温度低下によって、水蒸気を含む空気も冷える
・無風によって、冷えた空気が一か所に溜まる
・空気中の水分が飽和状態を越えて霧ができる
この一連の流れによって発生した霧。
これが目下一面に広がっている場合に、「雲海」と喩えられます。
雲海が発生しやすい条件
季節:春・秋
時間:夜明け前から早朝
気象:湿度が高く・放射冷却がある・風が弱い
地域:山間部や盆地
上記の条件が組み合わさった際に雲海が発生しやすくなります。
今回のケースでいうと、
「秋」
「前日に雨が降って湿度が高い」
「日中温度が高く放射冷却があった」
「風が弱い」
「盆地・山間部を見下ろせる高台」
という条件が組み合わさって雲海を見ることができました。
富士見台高原へ
今回、雲海撮影のフィールドに選んだのは「富士見台高原」。
単日休みだったし、名古屋周辺の雲海ポイントはあまり詳しくないので、下見いらず&実績あるのが決め手。
仕事終わってから軽く仮眠をとって深夜2時頃に名古屋を出発。
5時前には「ヘブンスそのはら」というロープウェイ施設に到着です。
駐車場から展望台まで
この日ヘブンスそのはらでは、期間限定イベント「雲海ハーバー」が開催されていたので、5時過ぎから展望台に向かって出発できます。
今年の雲海ハーバーの情報を↓に。毎年微妙に内容が変わったりするみたいです。
通常営業だと8:30発くらいのようです。
ヘブンスそのはら・雲海ハーバー
http://www.mt-heavens.com/
・営業期間
2018/10/22~11/25
・チケット販売時間
5:15~7:00
・ゴンドラ(上り)運行
5:30~7:00
・ゴンドラ(下り)運行
〜16:30
・展望台リフト
5:45~16:00
・ペアリフト
8:30~16:15
・料金
大人・高校生3,500円
駐車場のある「ロープウェイ山麓駅」で往復チケット(大人3500円)を買ってゴンドラへ。
※雲海ハーバーは片道切符は無く、往復のみ
人が多く、列に並ばなければなりません。
ゴンドラでマウンテンロッジに到着したら、そこから5分程歩き、展望台リフトへ。
富士見台高原の日の出
展望台には5:30ごろ到着。
日の出が近づき、空は赤らんできています。
うっすら見える雲海に安心。
やっぱ人が多いなぁ。
一番見晴らしがいいポイントは、すでに満員です。
人が多い場所が苦手なので、僕は別のポイントで。
少し待っているとご来光。
サイド光によって雲海に立体感が出てきます。
山の斜面がマゼンタオレンジに。
白樺も。
笹もみんなオレンジに。
写真撮ったり、周囲を散歩したり。
そうこうしているうちに日も結構上がってきます。
そういえば芒を撮ってないことに気づいて、パシャリ。
南アルプスと雲海、芒。
展望台の人もだいぶ減ったので、登ってみます。
展望台までの道端が紅葉していて綺麗です。
下山
一通り撮影して満足したので、下山。
紅葉を楽しみたかったので、展望台から下のリフト乗り場までは歩くことに。
黄・緑・赤の三段紅葉。
色んな色が混ざって綺麗です。
個人的には、黄色に染まったカラマツが一番良かった。
紅葉を楽しみながらリフト乗り場まで歩いて下り、そこからはゴンドラで駐車場まで。
山へ登ったら温泉は入らなきゃってことで、近くの昼神温泉「湯ったり~な昼神」へ。
湯ったり~な昼神
http://yu-tari.com/
・営業時間
10:00~21:30 (最終受付20:30まで)
・休館日
毎週火曜日 (火曜が祝日の場合は翌日)
・入浴料:
大人600円、小人300円
これで結構満足しちゃったので、短時間の滞在にはなりましたが、このまま名古屋へ帰宅としました。
P.S.
帰りの道中、恵那あたりで見つけたモミジ。
周りを差し置いて単独で紅葉してる様子が超きれいでした。
今回の装備
装備の一部をピックアップ。
着用ウェア・防寒具 | |
---|---|
ドライレイヤー | finetrack/スキンメッシュT |
ベースレイヤー | MAMMUT/Performance Dry Zip Longsleeve |
ミッドレイヤー | patagonia/R2ジャケット |
シェル | TNF/オールマウンテンジャケット |
パンツ | finetrack/ストームゴージュアルパインパンツ |
グローブ | MAMMUT/SHELTER MARS GLOVE |
カメラ機材 | |
ボディ | Nikon/Df |
レンズ1 | Nikon/AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED |
レンズ2 | Nikon/Ai AF 35-70mm F/3.3-4.5 |
フィルター | ケンコー/PRO1D WIDEBAND C-PL(W) |
アクセサリー1 | PeakDesign/Capture |
アクセサリー2 | PeakDesign/SHELL(M) |